なんでこんなに差が、条件が同じでも給与の手取り額が違ってくる


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そうです、違ってくるんです、かなり。。。。


これもいくつかの職場を経験してみてわかったことですが、


簡単に表にまとめてみました、


 A B 
給与支給額  250,000 250,000
   
 厚生年金保険料 -23,176 -23,176
 健康保険料 -25,922 -5,590
 雇用保険料 -1,000 -1,000
 源泉所得税 -4,770 -5,480
   
 差引支給額 195,132 214,754


A、Bはそれぞれ違う会社に勤務、


共に給与は25万円、扶養家族なしです。


見ての通り手取りが2万円くらい違ってきます、


どこでどう違ってくるのか・・・・



それは「健康保険料」で違ってくるんです。



Aは協会健保(9.97%)に加入(H28.7月現在)


Bは会社の健康保険組合に加入しているからです。


これまで私が渡り歩いてきた会社の中で、


健康保険料の料率が一番低かったのは、2.15%でした、


つまり、


標準月額報酬が26万円ですから、


260,000×2.15%=5,590円となり、


A保険料の1/4くらいです。


健康保険料率は、組合によってそれぞれ異なりますが、


ここまで低いのは初めてでした、


今はこれよりもうちょっと上がっているかもしれませんが、


それにしても差がありすぎですよね、


もし扶養家族が2人、4人であっても、


健康保険料は5,590円のみで全員分カバーできるから大きいです。


年金はいずれ自分の受給額に反映されるものですが、


健康保険料は掛け捨てみたいなもんですよね、


自営業の方が加入している国民健康保険料はこれよりもっと高額なはずです。


こういうところの差はほんとうに大きいです。

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各保険料率(R01.7月現在)
        (本人)  (会社)
厚生年金保険料  91.50/1000 91.50/1000  (H29.10~)
雇用保険料   3/1000   6/1000   (H29. 4~)
子ども子育て        34/10000  (H31. 4~)
労災保険料         3/1000  (H30. 4~)
*雇用保険、労災保険料率は業種によって異なります。