口座名義はカナ読みが基本、一字一句正確に


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口座名義はカナ読みが基本です、


銀行名や支店名、口座番号が合っていても、


名義を間違えたら大変、一番重要なポイントです。



銀行の預金通帳の表紙を開いた内側に書いてある氏名のカナ読みが名義です。


鈴木一郎さんなら、名義は「スズキ イチロウ」と書いてあるはず、


日本なら「一郎」は「イチロウ」とカナ読みするのが当然でそれ以外はあり得ませんが、


例外として


鈴木イチローさんだったら、「スズキ イチロー」となります、


「イチロウ」と書いたらダメで、これは一字一句間違えたらアウトです。


窓口で振り込む場合も、ネットバンキングもそれは同じです。



時々、読み方がわからなくて困る場合があります。


難しい漢字の名前の場合もそうですが、一般的な苗字でも、


「国分」は、「コクブ」なのか、「コクブン」なのか、あるいは「クニワケ」なのか、


「大東」も「ダイトウ」なのか「オオヒガシ」なのか、カナがふられてなくて、


読み方を間違えたら振り込めない、手数料取られる、って知らないのかな?と思うことが多々あります。


日本人には漢字やひらがなカタカナの混じった正式な氏名があって、


でも口座の名義としてはカナ読み、となると最初からカナ読みだけでいいんじゃないかとも思うんですが、


確認事項を多くすることでミスや不正を防ぐという日本独特のやり方なのかもしれません。




ということで、


外国人が日本の銀行に口座を開設する場合は、申込書にアルファベットの名前を書かせ、


そこに私がカナ読みを記入していましたが、



漢字と違って、決まったカナ読みなんてないので、


「David」だったら、「デビット」「ディビット」、


「Casey」なら「ケーシー」「ケイシー」とか適当にやってましたね。


捺印の欄は本人にサインをさせ、(今では絶対無理でしょうが)あっさりと通ってました。


そうやって口座を量産していたある日、何気にパスポートの名前を見たら、


(Tedであるはずなのに) Edwardと書いてあり、あれ、違うね?と言ったら、


それ、オレの正式な名前、と言うではありませんか。



日本でも、奈津美さんならなっちゃん、浩二くんならコージーとかあだ名や愛称で呼ぶことはありますが、


同じ名前でも変形した呼び方はいろんなバージョンがあるのに対し、


彼らの場合、EdwardならTed、WilliamならBill、というように決まった短縮形があるらしいんですよね、


だとしても、書類にその短縮形を書く!?と驚いたのですが、普通らしいです。


そんなことも知らずにその職場にいる自分を恥ずかしかったです。
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