住民税の特別徴収を厳しくする前に、ムダな封筒や諸用紙にかける費用をなくすのが先!

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以前、住民税の特別徴収(=給与天引き)が厳しくなるらしいという記事を書いたのですが、

これは東京都に限ったことではなく全国的な模様です。

過去記事 東京都は、住民税の特別徴収の取り立てを厳しくする模様

この時期、各市町村から「給与支払報告書」が送られてくるのですが、

神奈川県や埼玉県からも同様のお達しが届き始めたからです。


この「給与支払報告書」というのは、〇〇市(区町村)あてに、

ウチの会社では〇〇市(区町村)に何人住んでいて、給与を支払ってる人が何人いて、

特別徴収が何人、普通徴収が何人と記載する、送り状のようなものです、

その「給与支払報告書」と共に社員の「源泉徴収票」を同封して、

〇〇市(区町村)に郵送で平成29年1月31日までに提出し、

そこで住民税が算出され納税通知書が発行されるのです。


今回の特別徴収(ほぼ)義務化のお達しで、社員、パートの区別なく住民税の

とりっぱぐれを無くしたいのはわかりますが、

まず、その手間をこちらに押し付けることが腹立たしいです、

それと、


各市区町村が「給与支払報告書」と返信用の封筒(場合によっては宛名シールのみ)

を送ってくるのですが、


それぞれの市区町村で返信用封筒を作成するので、

大きさもマチマチで使いにくく、色もオレンジ色やら緑色やらで

これに何の意味があるのかずっと疑問でした。

切手を貼る必要がない返信用封筒なら話は別ですが、送料はこちら側が負担です。


この「給与支払報告書」セットの郵送はまったくのムダです! 

印刷して作成する費用、封入する作業、郵送代にどれだけの費用がかかってるんでしょう?


そもそも「給与支払報告書」の用紙は、税務署に行けば入手出来るので不要です。

年末調整の諸用紙一式をもらってくる時に一緒にとってくれば良いだけの話です。


封筒も自分の会社の物を使えば良いし、市区町村の所在地はそれらの諸用紙の一部として

住所が記載されたものが置いてあります。(ネットでも調べられるし)


この時期、市区町村が郵送してくる「給与支払報告書」は

ダブルでやってるムダなことだと私は感じています。


「給与支払報告書」を入れる封筒にあて名を書く手間はありますが、

年末調整は決まったイベントですから、

その程度のことは前もって準備することが出来ます。


「給与支払報告書」を必ず提出してもらいたいという趣旨なら、

その文面をハガキを送るだけで済むのでは?

提出しないところは何をどうやったって提出しないと思います。


学校を出て公務員になってその職場しか知らない人たちには、外の世界のことはわからないでしょう、

逆に私にもお役所内部のことはわかりません、


なのでおかしいと感じたことは声をあげていかないと伝わらないだろうと思うので、

言います、


「給与支払報告書」セットの郵送は不要!

封筒の印刷や作成、封入作業、郵送代にどれだけの費用がかかっているのか、

それらは私たちの税金!

特別徴収の手間をこちらに持たせるのなら、そちらも節約して欲しい!


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