【マイナンバー】2018年から銀行口座に紐付開始、義務化は2021年から

マイナンバーが銀行口座に紐付されるのは2018年からですが、当面は任意で、
2021年から義務化されるとのことです。

マイナンバーが施行されることになった時、個人情報が漏れるのではないかとか
なりすましが起こるのではないか、とかいろいろと言われましたが、

その可能性は無いとはいえないでしょうけど、
やはりメリットのほうが大きいように思います。

私個人では今のところはまだ恩恵を感じてはいませんが、
こういう業務をやっているといろいろと見えることがあって、
国民全員に背番号がつくことで、税金や社会保障等は、アナログでやっていたことが
マイナンバー制度導入で管理しやすくなり、不正が少なくなるんじゃないかと期待しています。

以前に差押されそうになった従業員のことを書きましたが、その人はもう退職しました。
それが発覚したからとかではなく別の理由らしいです。

ウチの会社を辞めて、次が決まっているのかどうか知りませんでしたが、
つい数日前、その人が住む役所から問い合わせの書面が届き、
未納の税金はそのままなのだと察しました。

辞めてしまったので支払う給与はないし、給与口座のみを記入しましたが、
銀行口座と支店名さえわかれば、差押ができるらしいです。

辞める直前に給与振込口座を何度か変えていましたが、複数の口座を持ってはいても
今後マイナンバーと紐付されることになれば、もう逃れられないでしょう。

ウチの会社に勤務していた数年間の収入からすれば、納付しようという気持ちがあれば
出来た額なはずです、でも、それを一切しなかった。納税の義務は果たしていないのに
健康保険に加入して3割の補助は受けていた。。。

これって、ちゃんと納付してる人からすれば不公平ですよね。

税金と社会保険を管轄するところが別々だから発覚しなかったのでしょう。

未納者のリストは上がっていても、市区町村同士横のつながりがあったのか?
あったとして、確認する方法は、氏名、生年月日、住所の合致だと思いますが、
その人は転居を繰り返していたから、見つかるまで数年かかった。。ということでしょう。

マイナンバー施行により今年の初めに健康保険組合に在籍者全員のマイナンバーを提出、
それが厚生年金保険とリンクされたことは、自分の「ねんきんネット」を見て確認できました。


市区町村の役所では当然マイナンバーのデータがあり、
税務署とリンクしてるかはわかりませんが、税金を扱う以上はやり取りはあるはずです。

そこに銀行口座にもマイナンバーの紐付が義務化されれば、
お金の流れが把握しやすくなるのは想像がつきます。

個人情報云々よりも、
私は早くそれらがリンクされて税金や社会保険料の納付を逃れている人、
不正に加入したり受給したりする人が減ればいいな、と思っています。

マインンバーが活用されていく中で、抜け道や悪いことを考える人、
個人情報が漏れたりとかいろいろと起こるかもしれませんが、

だからと言って、
今のやり方を続けるのは手数がかかりすぎて対応出来なくなるような気がします。

銀行口座にマイナンバーが紐付されるなんてイヤ、というよりは、
使っていない口座は閉じて整理、
自分にとって使いやすい、メリットのある口座を残そうと思っています。

今朝、銀行がお金を預からず、口座開設を迷惑がられる、という記事を読みました、

預貸率(よたいりつ=預かったお金の何%を貸出しているか)の減少で、
貸出に回せない、運用利息を得られない、ということがその理由のようです。
もしかしたら、銀行に預けることで手数料がかかるようになってしまうかもしれない、
とも書いてありました。

たんす預金にするほどのお金もありませんが、預け入れても手数料をとられるとなると、
どこか一行に絞らなければいけなくなるんですかね。。。

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各保険料率(R01.7月現在)
        (本人)  (会社)
厚生年金保険料  91.50/1000 91.50/1000  (H29.10~)
雇用保険料   3/1000   6/1000   (H29. 4~)
子ども子育て        34/10000  (H31. 4~)
労災保険料         3/1000  (H30. 4~)
*雇用保険、労災保険料率は業種によって異なります。